日記

企業合同説明会への参加実態やメリット・注意点などを徹底解説!!

就活のために何をすべきかと問われると、企業合同説明会への参加をを考える人は多いでしょう。
しかし、「企業合同説明会にみんなが行ってるから行く」という人が少ないのも事実です。
そこでこの記事では、企業合同説明会へ実際に参加する人はどれくらいいるかや参加するメリット、注意点、企業合同説明会に参加する前に用意したいマル秘アイテムのクレジットカードなどについて解説し、企業合同説明会への参加をより有意義なものにするための一助としていただきたいと思います。

企業合同説明会に実際に参加している人は本当に多い

企業合同説明会に沢山の人が参加しているイメージがありますが、実際にはどれだけの人が参加しているのか知りたいところです。
実は、リクナビは就職内定者382人を対象にアンケート調査をしてその実態を明らかにしています。

アンケート調査によると、73,3%が企業合同説明会に参加したと回答しています。
企業合同説明会に参加する人は7割以上であり、イメージ通りに本当に参加者が多いことがわかります。

しかも同アンケートでは企業合同説明会への参加回数についてもアンケート調査をしていて以下のような結果になっています。

1回20.7%
2回22.9%
3回19.6%
4回10.4%
5回以上26.4%

企業合同説明会に参加している人たちは5回以上参加している人の割引が一番多く、リピート参加というくくりでは約8割もの人が複数回企業合同説明会に参加していることがわかります。

企業合同説明会に参加するメリットは沢山ある

リクナビが就職内定者を対象に調査したアンケートではほとんどの人が企業合同説明会にリピート参加していることが明らかになっています。
これは、企業合同説明会への参加に明確なメリットを感じているからであり、アンケート調査では70%の人が企業合同説明会に参加して満足感を得ていることが明らかになっています。
そんな企業合同説明会への主な参加メリットは以下のように複数あります。

企業について深く知れる

企業合同説明会への参加メリットの一つが、企業について深く知れるというのがあります。

各企業のホームページを調べればその企業について知るべきことは調べられると考える人もいるでしょう。
しかし、実は企業ホームページを見ただけでは企業の強みについて似通ったことしか記載されていない場合が多く、特に同業ではその傾向にあって就職先を決めるには不十分な情報しか得られないのです。
しかも企業の弱みのようなマイナス情報はより得ることが難しいのが実情です。

そこで企業合同説明会です。
企業合同説明会で参加企業の人にたいして、企業独自の強みや弱み、或いは育児休業制度は実際には利用できるのかその利用実態など様々な情報について聞くことでその企業について調べるのが難しいディープな情報を得ることができます。

企業の雰囲気を感じ取れる

参加メリットとして、その企業の雰囲気を感じ取れるというのもあります。
労働条件がよくても、職場の雰囲気が自分に合わないと辛いものです。
そんな大事な職場の雰囲気を知ることはなかなか難しいものですが、企業合同説明会に出席している社員の雰囲気やその企業ブースに参加している就活生たちの雰囲気から企業の雰囲気を感じ取ることができます。
もし、感じる雰囲気が合わないなら就職先候補から外すことができるのでよりスムーズな就活ができるようになります。

様々な業界の企業について知れる

参加メリットとして、様々な業界の企業について知れるというのもあります。

就職しようとしても就職したい業界が決まっていないという人もいます。
そんな人にもメリットをもたらしてくれるのが企業合同説明会です。

企業合同説明会には様々な業界の企業が参加しているので企業の説明を聞くことで自分の進路を決める助けとすることもできるのです。
実際、企業合同説明会に参加したことで就職したい業界を決めたという人は沢山います。

様々な同業他社を知れる

参加メリットとして、様々な同業他社の企業について知れるというのもあります。

就職したい業界は決めていてもどの企業に就職するか決めていないという場合も企業合同説明会は大きな力になってくれます。
企業合同説明会にはメジャーな企業だけでなく、知名度が全くない優良マイナー企業も多数参加しています。
このため、企業合同説明会に参加しなければ出会えなかったような企業を見つけて就職することもできるのです。
実際、今までは名前も聞いたことのなかった企業を企業合同説明会で見つけて就活した事例は沢山あります。

また、より良い就職面接をするためにもこのメリットは有利に働きます。
就職先を決めている場合でも、企業合同説明会に参加して就職希望企業や同業他社について詳しく知ることによってオリジナリティある志望動機を生み出す助けになるからです。

就活のノウハウについてディープに学べる

参加メリットとして、就活に必要なノウハウについてディープに学べるというのもあります。

企業合同説明会には模擬面接コーナーがあり、面接官の印象がよくなる座り方、手の置き位置、声のトーンや相手に真意をしっかり伝えられる話の構成の仕方など様々な面接についてのノウハウを学べます。

他にもエントリーシート講座もあり、エントリーシートのより良い書き方や企業がエントリーシートをどのように評価しているかなど企業目線からのエントリーシートノウハウを学ぶこともできます。

企業合同説明会の注意点について

企業合同説明会に参加する場合、いくつかの注意点に気を付ける必要があります。
注意点は以下の通りです。

企業合同説明会では思ったような情報収集できない場合もある

企業合同説明会は様々な業界や企業の情報をディープに収集することができるのが大きなメリットとなっていますが、その情報収集が思ったようにできない場合もあるので注意しましょう。

合同説明会には各企業ごとにブース範囲が決められていて広いブースでも1ブースあたり2~30人入れる程度の広さしかありません。
このため、場合によってはブースが満員になっていて説明会に参加できない場合もあるのです。
また、説明会に参加できたとしても満員近くになっている場合は多数の人が質問する可能性が高く、運悪く選ばれずに質疑応答時間オーバーになってしまって質問できない場合もあります。

選考に不利にはなっても有利にはならない

「企業合同説明会に参加すれば選考で有利になって内定しやすくなる」
このように考えて参加する人が少なくありませんが、これは間違いです。
企業合同説明会に参加したからといって選考に有利になるということはありません。
逆に、態度やマナーが悪かったりすると悪印象を残して選考に不利になる場合があるので注意しましょう。

服装に注意

企業合同説明会に参加する場合は服装に注意しましょう。
基本的にはリクルートスーツを着用すれば問題ありません。
企業合同説明会に服装規定がない場合はジーンズのようなカジュアルな格好でもルール上は問題ないですが、暗黙の了解的にはアウトです。
服装規定がない場合も基本的にはリクルートスーツを着用しましょう。
もし、どうしてもカジュアルな格好をしたいならばビジネスカジュアルにしましょう。

なお、服装規定で私服での参加が決められている場合はリクルートスーツでの参加は逆にアウトです。
ビジネスカジュアルの服装をして参加しましょう。

企業合同説明会は基本は一人でブースを巡る

企業合同説明会を仲の良い友達と一緒に参加したいと思ったとしても、ブース巡りは一人で巡るように注意しましょう。
友達と同じ企業に就職したいならば別ですが、就職希望先が異なる場合は友達に付き合ってブース巡りすると時間の無駄になって機会損失が発生する可能性があります。

企業合同説明会に参加する前にクレジットカードをゲットすべし

企業合同説明会に参加するにはリクルートスーツ、ワイシャツ、靴、ネクタイ、鞄、コートなど様々なものを用意する必要があります。
また、企業合同説明会会場に行くための交通費も必要です。
このように企業合同説明会に参加するには何万円、人によっては十万円以上かかる場合もあるのです。

そこでクレジットカードです。
クレジットカードでお金を払うとポイント還元サービスによって僅かながらもお金を回収できるからお得に企業合同説明会に参加できるようになります。

また、学生クレジットカードならばポイント還元率が通常の倍以上になっているからよりお得です。
しかも学生クレジットカードは通常のクレジットカードよりも審査が緩いから審査に通りやすいので企業合同説明会前に学生クレジットカードをゲットするようにするのがオススメです。

まとめ

企業合同説明会は多くの人が参加しているイメージがありますが、このイメージは正しいものであり、7割以上の人が参加している実態があります。
これは様々なメリットがあるからです。
説明会に参加すると普通では調べにくい企業のディープな情報を簡単に収集できます。
他にも、説明会に参加している人たちを見て企業の雰囲気を感じ取ったり、企業側の視点から見た有利になる面接やエントリーシートの書き方を教えてもらうことなどもできます。
ただし、「企業合同説明会に皆参加してるからなんとなく参加する」「選考に有利になりそうだから参加する」といった場合は企業合同説明会に参加しても無駄になります。
少なくとも、「自分が就職したい業界を見つける参考にする」「就活ノウハウをゲットする」などの最低限の目的を持って参加しないと企業の説明をダラダラ聞き流すだけに終わって身になりません。
また、企業合同説明会に参加したからといって選考に有利になることもありません。
企業合同説明会に参加する場合は参加目的をしっかりもち、就職を有利にしたい場合は模擬面接コーナーやエントリーシート講座に参加してノウハウを得るようにしましょう。